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AOpen A2845-P
現在のLinuxがデスクトップOSとして「事」足り得るか?‥‥を研究する為に作りあげたマシンです。 1万円を割るAOpen製ベアボーン「A2845-P」に、余ったDVD-RとHDD、さらにCeleron2GHzと512MBメモリを新調して追加、OSはVine Linuxを採用して出来上がりました。(ステッカーは以前にSuseLinuxをインストールしていた名残りです。) 画像加工にはGimp、オフィス系ソフトウェアにはOpenOffice、メールはThunderBird、Web閲覧にはFireFox、etc...、ちまたの有償ソフトウェアに全くひけをとらない性能の「コストフリー」ソフトウェアで武装し、表面上はMacOSXやWindowsXPと同等の使い心地をユーザに提供できます。 ‥‥で、現時点での「デスクトップOSとしてのLinux」の私評ですが、まだコンシューマ向けOSとしては「『水面下』での完成度が低い」と判断します。理由は以下の通りです。
「周辺機器のドライバが無い」というユーザ個々の不具合(というか不都合)を解消する場合、ネット上を探してボランタリーな方々の作成したドライバで不具合を解消する事になります。しかし配布されているのはソースである事が多く、「コンシューマ感覚」にはほど遠い「コンパイル」という作業をクリアしないと、次に進めない事が多いのです。Linuxは昔より遥かにコンシューマ向けに発達してきたとは言え、現在でも「コンフィグファイルの何行目を書き換えて云々」といった作業に簡単に遭遇します。この状態がある限り、コンシューマがLinuxに食指をのばす事は考えづらいのでは‥‥と思います。 ごく一般のユーザが「システムをいじる」範囲は、おそらく「初期設定ファイルの場所を移動する・削除する」「新規インストールする」等の操作まであり、テキストエディタで設定ファイルを開いて編集したり、ソースをコンパイル・ビルドする事まではしないのが「普通」です。そうした「プログラマーちっく」な行為を開発者側が一般ユーザに望んでいては、平行線のまま=受け入れられないままです。 逆を言えば、上記以外はかなり高い完成度で、After Effectsなど特定OSでのみ動作するアプリケーションを対象から外せば、私にとってはWindowsXPと同等もしくはそれ以上の魅力を感じます。(WindowsXPはさすがに上記2点はちゃんとおさえてありますよね) しかし、もしこのまま順当にLinuxがデスクトップOSとして進化を続ければ、魅力的なOSになる事は、現状からでも容易に推測できます。現在は上記の弱みがありますが、その点が克服されればMacOSXやWindowsXPと同等のコストを支払ってでも手に入れたいOSです。(逆に言えば、この高い出来映えでコストフリー配布されているのが驚異的です)
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